新卒採用【教員】4月までに用意する物リスト

3月中旬も過ぎたので、それぞれの自治体で 内示が出された頃ですね。

そのような中、新卒採用で、初めての教員生活が始まろうとしているあなたへ、用意する物リストを作ってみました。

少しでも、新生活への不安を和らげておきましょう。

スポンサードリンク

どの校種・教科でも必須のアイテム

屋内用の履き物・屋外用の履き物

靴

 小学校は、屋内用でも屋外用でも、運動靴を選ぶ教員がほとんどです。
 早急に対応しなければならないことがあると、校内でも走らなければならないからです。
 スリッパだと全力で走れないですよね。
 
 これに対して、中学校や高校では、スリッパの先生が多い印象があります。
 できるだけリラックスした状態で仕事をするためでしょう。
 もちろん、校内で走れるようにサンダルを履いている教員もいます。
 養護教諭の場合は、必ず運動靴を履きます。
  
 ※学校によっては、体育館用の履き物も必要です。

スーツ(ブラック系・ネイビー系・グレー系)

 研究授業や授業参観、家庭訪問などで必要です。
 ※Yシャツは、白色が最適です。
  カラーYシャツは、あなたのイメージダウンにつながる可能性があります。

スーツの着方は、次をご覧ください。

礼服一式

フォーマルウェア

 儀式的行事(入学式・卒業式など)で必要です。
 また、急に必要になる場面(弔事)でも活用できます。
 ※ 必須な小物をメモしておきます。
  男性:ホワイトシャツ・ネクタイ・靴下(白・黒)
  女性:ストッキング・パールネックレス・コサージュ

教員として恥をかかないためにも、次の記事をご覧ください。

腕時計

 教員生活に慣れていないうちは、誰もが早めの行動を心がけます。
 そのため、パッと時間を確認することが必要になります。

机の引き出しの仕切り・ケース

 多くの方は、職員室の机が1つ割りあてられます。
 学校によっては、理科準備室や調理準備室などの机が割りあてられることもあります。
 引き出しは、仕切りがないことがあります。
 そのため、4月になってから、自分の机の引き出しを開けて確認してみてください。
 
 そこで注意していただきたいことがあります。
 仕切りを買うなら、引き出しの各辺の長さを測る ということです。
 とくに、高さや奥行きに気をつけてください。

印鑑

 銀行印のような大切な印鑑とは別に 用意しましょう。
 そのほうが楽です。
 100円ショップの印鑑でも、問題ありません。

検印 または スタンプ

 子どもの課題やノートを点検したときに必要です。
 検印やスタンプは、最低1つあれば十分です。
 また、サインではなく、スタンプを押すだけにすることで、業務が かなりラクになります。
 キャラクターもののスタンプは、子どもに人気があります。

通勤手段にかかわるもの(定期券・自転車・車など)

 もし、4月までに余裕がある場合は、家から勤務地までの通勤経路・時間を確認しておきましょう。

 とくに、車で通勤されるかたは、注意が必要です。
 朝や夕方は、渋滞が予想されるからです。
 早めに出発したり、安全な抜け道を探したりしてみることを勧めます。
 到着時刻の目安は、勤務開始時刻の10分前までに、職員室に入っていることです。
 ※車の場合は、4月以降、任意保険の内容の提示が求められることがあります。

銀行の口座

 学校によっては、口座引き落としの都合上、指定された銀行の口座がないとダメな場合があります。
 その場合は、事務部の方から、くわしい説明があります。
 それからで 大丈夫です。

通勤カバン

 自転車や公共交通機関での通勤の場合、リュックや肩掛けかばんがラクです。
 実際に、そうしたカバンの教員が多いです。
 男性の場合、色味は、黒系がほとんどです。
 女性は、赤色や白色など、比較的に自由なカバンで通勤されます。

 

あると便利なアイテム

必須ではありませんが、用意した方が便利なグッズもあります。
次に紹介しておきますね。

パソコン(家で仕事をする場合)

 はじめのうちは、勤務時間内に業務が終わることはない と思っていた方が無難です。
 終わらなかった業務は、家に持ち帰る教員がほとんどです。
 (もちろん、子どもの個人情報は持ち帰れません。)
 
 次の授業の教材を作成したり、学級通信を書いたりするのにパソコンが必要です。
 
 ただ、半年もすれば、教員生活に慣れ、定時に業務を終わらせることができるでしょう。
 (とくに、高校の教員が あてはまります。)

USBメモリスティック(家で仕事をする場合)

USBメモリスティック

 前述しましたが、子どもの個人情報は、学校外に持ち出すことが禁止されているデータです。
 そのため、子どもの成績一覧表などは、私物のUSBメモリにデータを移してはいけません
 
 データを移してよいのは、個人を特定することができないものだけです。
 (学級通信や授業プリントです。)

使い慣れた文房具

文房具

 個人的によく使う文房具を挙げておきます。
 もし、こだわりがあれば、自前で用意するのがベストでしょう。
 はさみ、カッターナイフ、
 のり、両面テープ、ホチキス、
 ボールペン(黒・赤・青)、
 鉛筆、シャープペンシル、
 マーカーペン、マジック、
 修正テープ、付せん、クリップ

 自分が使い慣れている物であれば、作業効率も上がりますからね。

帽子やUVカットアイテム

運動会

 遠足や運動会・体育祭などの行事で必要になります。

強力マグネット付きフック

 自分の机の内側につければ、カバンなどをかけておけます。

 

校種によって違うアイテム

小学校

ジャージ

 学校では、1日中ジャージで過ごすことがほとんどです。
 子どもと常に一緒ですから、汚れたり破れたりすることもあります。
 着替えも含めて用意しておくとよいでしょう。

ジャージ姿で笛を吹く先生

ホイッスル

 基本的に学校で支給されるものです。
 しかし、音色や吹きやすさを考えると、自前で用意したほうがいいです。

水着

 夏場に体育で「水泳」があるなら必要です。

 

中学校・高校

チョークケース

 チョーク自体は、学校で支給されます。
 チョークケースは、学校で支給されるものもあります。
 (文具店にある 約300円のプラスチック製ケースです。)
 しかし、床に落とすと 凸部で割れてしまうのが難点です。
 
 そこで、わたしがおススメするのは、100円ショップで売っている「名刺ケース」です。
 大きさもチョークを入れるのにちょうどよいです。
 
 または、お菓子が入っていた小さいケースを使うのがベストです。

マグカップ

コーヒーを飲みながら話す人

 中学校や高校の教員は、授業の空コマがあります。
 そのため、つかの間の休憩をとることができます。
 高校では、コーヒーやお茶を飲む教員が多いです。
 コーヒー豆を挽いて、ハンドドリップする人もいたほどです。

基本的に、専門とする教科・科目でしか授業がないので、次の内容を参考にしてくださいね。

スポンサードリンク

教科によって違うアイテム

理科

白衣・安全メガネ

体育

笛(ホイッスル)・上下ジャージ・運動靴(屋内用・屋外用)
靴下・タオル・水着(水泳があれば)

家庭科

白衣・バンダナ・マスク

書道

使い慣れた道具一式

 

 

ここでは紹介しきれない校種もありますので、あくまでも参考になさってください。

 

あとは、時間をうまくつかう方法を学んだり、効率よく仕事をする環境を自分で考えたりしてみてくださいね。

初任者研修も含めて、なにもかもが初めてです。

だから、失敗しても大丈夫です。

その場では素直に謝って、また次 頑張ればいいのです。

 

良い教員生活1年目をスタートさせられるよう、頑張ってください。

この記事を
いいね ! しよう

Twitter で
スポンサードリンク