教員【副業】投資のすすめ
正規教員の方、「もっと稼ぎたいけど、副業禁止だから」と諦めてはいませんか?
公務員であっても、一部の副業はできます。
ぜひ 今から副業である「投資」を始めて、資産を増やしましょう。
この記事では、次のことが分かります。
・公務員でもできる副業
・投資は正しく恐れることが大事
・投資は資産を勝手に増やしてくれる
教員ができる副業
ここでは、とくに公務員である正規教員 (教諭) に限って話を進めていきます。
ご存知の通り、正規教員であれば、原則「副業禁止」となっています。
この根拠は、法律にあります。
正規教員は、地方公務員法により、与えられた職務に専念しなければならないと定められているからです。
(職務に専念する義務)
地方公務員法 (e-Govより引用)
第三十五条
職員は、法律又は条例に特別の定がある場合を除く外、その勤務時間及び職務上の注意力のすべてをその職責遂行のために用い、当該地方公共団体がなすべき責を有する職務にのみ従事しなければならない。
であるならば、絶対に副業ができないのか、というと そういう訳ではありません。
条件付きではありますが、正規教員であっても 堂々と副収入を得ることはできます。
たとえば、次のようなことは 認められています。
- 執筆活動による収入
- 不動産・家賃による収入
- 駐車場運営による収入
- 資産運用による収入
ただし、どれも公務員の給与よりも上回らず、小規模であることが前提条件です。
マンションの家賃収入であれば、部屋数の基準が定められており、その基準以下の物件でないとアウトとなります。
また、先に挙げたことに限らず、任命権者の許可があれば、条件付きで副業をすることができます。
たとえば、得た利益を すべて寄付するという条件で、授業動画をアップロードされる先生がいらっしゃいました。
また、知り合いの教員は、年額100万円ほどでしたが、株で収益を上げ、副収入としていました。
だから、教員も給与以外に副収入を得るべきなのです。
教諭によるアフィリエイトはNG
近年、アフィリエイトで副収入を得るという話を聞きますね。
では、正規教員がこれを行い、副収入を得てもよいかというと、職務専念義務により「アウト」です。
管理職に相談しても、そうした規定や前例がないのでダメと言われます。
では、管理職らに黙ってアフィリエイトで稼いでいたらどうなるでしょうか。
そうした場合、地方公務員法に反するため、減給などの処分を受けることは明らかです。
処分を受けると分かっていながら、ときどき、隠れてやればいいという方がいらっしゃいます。
しかし、いざバレたときの処分の方が痛いとは考えないのでしょうか。
であるならば、正々堂々と副収入を得る方法で稼げばよいだけです。
教員におすすめ「資産運用」
正々堂々と稼ぎたいあなたにおススメなのは、ローリスクな資産運用です。
資産運用という言葉を聞くと、小難しく聞こえるかもしれませんが、次のようなものが資産運用にあたります。
- 預貯金
(外貨預金を含む) - 保険
- 不動産
- 投資信託
- 株
- 債券
- FX
- iDeCo
(個人型確定拠出年金)
このうち、ローリスクだと言われているのが「預貯金」です。
銀行の口座にお金があるあなたは、すでに資産運用をしているということになります。
また、貯蓄型保険に加入されている場合も同じです。
しかし、預貯金だけで資産を大きく増やすことはできるのでしょうか。
答えは、否です。
ある程度のお金を預け入れている場合、よく通帳を見てみると「利息」という欄があるはずです。
この利息分が増えた資産にあたります。
たった1円だけの利息ということもあるでしょう。
そうです。
銀行に預け入れているだけでは、たった数円~数十円くらいしか1年間で増えないのです。
分が悪いと思いませんか?
これは、お金があるのに、うまくお金を回せていない資産運用の例です。
もったいない資産運用ではなく、預貯金よりも効率的な資産運用をおススメします。
忙しくてもOKな投資術
とはいえ、教員生活、とくに担任業務がある方は、かなり忙しいとお察しいたします。
そのような忙しい方には、
「投資に割く時間はない!」
と断られてしまいそうですが、年に1度チェックするくらいのかんたんな資産運用で、預貯金よりも資産を増やしやすい方法があるのです。
それが「インデックスファンド」と呼ばれるものです。
インデックス=「指数」
ファンド=「基金」「資金」「投資」
早い話が ある指数を長い目で見る株式投資です。
ある指数の一つに、「S&P 500(エス アンド ピー ファイブハンドレッド)」というものがあります。
「S&P 500」と検索していただくと、その指数の上がり方がお分かりいただけると思います。
そうした一つの市場指数をもとにして、投資を行います。
このメリットは、忙しくても 頻繁に 株価をチェックする必要がないことです。
いわゆる、少しだけ放置するタイプの株式投資になります。
デメリットは、すぐに利益を上げることができないことですが、待つことができる方は大いに向いていると言えるでしょう。
これに対して、1日で株の取り引きを完結させるような方法を「デイトレード」と言います。
よく株式投資が「危ない」と言われるのは、デイトレードをしている方々の大損を指してのことだと考えます。
デイトレードは、運や実力があれば、一瞬で大きく利益を上げることができるというのがメリットです。
対して、デメリットは、損するときは大損してしまうということです。
いわゆる「ハイリスク・ハイリターン」な方法です。
人生の中での遊びや刺激を求められるのであれば、この方法はいいのかもしれません。
一般的な方にとって、株式投資は「大損をする」というイメージがつきまとうようです。
確かに、そうした一面もあります。
ただ、デイトレードのような「ハイリスク&ハイリターン」ばかりが株式投資ではないと思っていただけると幸いです。
長く見れば「ローリスク&ハイリターン」の株式投資もあるのです。
「危ない」という感覚があるからこそ、株式投資を正しく恐れることができます。
正しく恐れることができれば、リスクを減らすことにつながります。
あなたのリスクとは、このまま預貯金しているだけという状態です。
資産を増やすことが難しい現状を いつ脱するかということが肝になります。
ただ、あなたは すでに預貯金という「資産運用」を行っておられます。
そこで、資産がほとんど増やせない預貯金ではなく、もう一歩踏み出した「株式投資」を行うことを検討されてはいかがでしょうか。
これから先、教員も自分で資産を作っていくべきだと考えます。
教員生活は、40年以上続きます。
その中で、いかに資産を増やしておくかがカギになります。
副業がダメなら、株式投資という副収入で資産を増やしてみてはいかがでしょうか。
最後までお読みいただき、ありがとうございます。