教員【読書】は「耳」でできる

月に何冊の本を読んでいますか?

1冊? 2冊? それとも それ以上?

 

ちなみに、教諭だったころのわたしは、月に8冊は読んでいました。

今でも ひと月に10冊以上の本を読んでいます

 

では、なぜ 同じ教員なのに読書ができるのか……

 

その答えは、本を目で読むのではなく、耳で聞いてインプットしていたからです。

 

今回は、忙しい教員の方にこそ行ってただきたい、耳で聞いて本を読む「オーディオブック」について紹介します。

 

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本を耳で聞くとは

beverage filled mug near apple airpods with lightning connector and apple magic keyboard
Photo by Lukas on Pexels.com

「読書」と言えば、本を手で開き、目で本に書かれた文字を追っかけていくというのが主流です。

しかし、教員には、本を開く時間をつくることすら 難しいのが現状です。

 

そこで、すきま時間を使って、耳で本を読むというのをおすすめします。

その名も「オーディオブック」です。

 

詳しくは、以下の公式ページをご覧ください。

新作続々追加!オーディオブック聴くなら – audiobook.jp

 

これなら、好きなときに好きな本を聞いて読むことができます

また、普段お使いのiPhoneやスマートフォンなどを使うため、わざわざ本を持ち歩いたり、開いたりせずに済みます

 

耳で読書するメリット

耳での読書について、メリットを次に挙げてみました。

  • すきま時間を有効的に使える
    日々ムダだと思っている時間・空いている少しの時間はありませんか?
     
    わたしは、通勤時間がムダだと考え、毎日 通勤時には耳で読書をしていました。
    通勤が読書タイムに変わり、有意義な時間に変えることができました
    非常に おすすめです。
     
  • インプット量を増やせる
    読む頻度・時間にもよりますが、1か月間で2冊は読むことができます。
     
    また、耳が慣れてきたら、読んでもらうスピードを上げることで、より効率を上げることができます。
     
  • アウトプット量も増やせる
    インプットしたら、実際にトライしてみることを強く勧めます。
    なぜなら、読んだ内容がご自身の脳に残りやすくなるからです。
     
    たとえば、その日の朝、「仕事の優先順位の付け方」に関する情報をインプットし、勤務中にその方法を試してみるのです。
    そうして、わたしは作業効率を上げて、毎日 定時で帰っていました。
     
  • 書籍代が抑えられる
    書店で本を買い、月に10冊以上を読もうとすると、1万円以上かかります
    しかし、定額サービスであれば、この書籍代をかなり低くできます。
     
  • 分厚い本が読みやすい
    耳で聞くため、文字数が多い本であっても躊躇することなく読み始めることができます。
     
  • メモしながら読みやすい
    イヤホンやスピーカーを通して読書するため、手が空きます。
    そのため、コーヒーを片手に、メモをとりながら読み進めることも容易です。
     
  • 聞くから物語のよさが増す
    語り手に読んでもらえるからこそ、一人で読むときよりもワクワク感が増すように感じます。
    作業効率を上げるスキル本も良いですが、たまには、好きな物語を読んでみるのも癒されますね。

 

耳で読書するデメリット

次に、耳での読書について、デメリットを挙げてみます。

  • 聞くことが苦手な方には不向きな場合がある
    教諭をしていたので、聴覚よりも視覚優位の方がいることを知っています。
    そのため、人によっては、視覚からの情報、つまり本を手に取って文字を読む方がインプットしやすいということが考えられます。
     
  • 情報端末が必要である
    iPhoneやスマートフォンなどが必要です。
    また、人がいるところで聞こうと思うと、イヤホンも必要です。
     
  • 費用を抑えられてもお金はかかる
    書店で本を購入するよりは安いですが、お金がかかってしまうことは確かです。
    その点、図書館や書店での立ち読みには費用がかかりません。
     
  • 質を上げるには慣れが必要
    始めのうちは、耳で読書することに慣れていないため、若干 インプットの効率が下がるはずです。
    ただ、これについては、次第に慣れていくので、とくに気にする必要はないように感じます。
     

 

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どれだけ忙しくても耳は自由

cute rabbit with eyeglasses
Photo by Anna Shvets on Pexels.com

同僚の先生方は、毎日 忙しくされていました。

ただ、どれだけ忙しそうに見えても、耳は空いているようです。

 

ある時、職員室の自席で、他の先生と2人で話していると、周りにいた先生方が突然 会話に入ってこられたのです。

それまでは、皆さん忙しそうに作業をされていたので、私たちの話を聞いていたのには驚かされました。

  

そうして分かったのは、耳は作業や仕事の方向には向いていないということです。

早い話が、どれだけ忙しくても 耳は空いていて、自由だということです。

多くの先生方は、周りの声に耳を澄まし、他愛のない事さえも 結構 聞いていらっしゃるのです。

   

また、ある同僚の先生は、昼休みにイヤホンをされ、ご自分の時間をとっていらっしゃいました。

ほかの先生も、授業の空きコマでイヤホンをしながら、教材研究などをされていました。

今思えば、できる方ほど聞きながら同時進行で作業されているようですね。

 

仕事があるからという言い訳

学校では朝読書の時間など、子どもたちに読書をさせる時間があります。

しかし、教員はどうでしょう。

子どもたちと一緒になって読書できるかというと、難しいことも多々あります。

 

子どもには読書しなさいと言っているが、私はしていない

本を読んだ方がいいことは分かっているけど、できない

忙しい教員が読書をするなんてムリだ

と おっしゃる声をよく聞きます。

 

勤務していた学校では、国語科の先生だと、休み時間に読書をされている方が結構いらっしゃいました。

その先生の一人は、担任をもつ教諭2年目の方でしたが、

読書は楽しく、自己研鑽のためでもある

とおっしゃっていました。

 

国語科は、文章読解問題を扱わなければならないから読書が必要なのだろうと、よく考えられています。

しかし、どの科目であっても文章を読んで問題を解いたり、解説したりする必要があるので、読書の必要性については科目を問わないと考えます。

 

今や、二人に一人は本を読まない時代です。

学生の頃は たくさん読んでいたのに、大人になると「仕事が合って余裕がない!」とついつい読書を無視してしまいます。

本は、わたしたちに知恵や勇気を与えてくれます。

文学作品なら、ウソを見破るコツを教えてくれ、科学系の書籍なら、現象が起こる理由を学ぶことができます。

さまざまなジャンルの本を読むことで、モノの見方・考え方を深めることができます。

教員は、そうして得た教養を子どもたちに伝えていくことができる職業です。

先生が本を読むのは、自身の知見を広げるためでもあり、子どもたちの視野を広げるためでもあります。

 

わたしも、読書が子どもたちとの対話に有効なのだと身をもって感じています。

だから、読書はやめられません。

 

ただ、教員が読書を続けることは難しいのが本音です。

だからこそ「耳」で本を読むだけの方法を紹介したかったのです。

これなら、教員でも かんたんにできます。

さらに、この方法なら、月に10冊以上の本を読むことも容易です。

 

忙しい教員だからこそ、すきま時間を使って耳で読書しませんか。

ぜひ今日から、あなたも耳で読書を始めましょう

 

最後までお読みいただき、ありがとうございます。

   

忙しいあなたも、耳は意外とヒマしてる – audiobook.jp

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