ホワイトニングで実験台にされた話
わたしの知り合いに、歯医者さんで働いている人がいます。
今回は、その人にホワイトニングをしてもらったときの話をします。
ホワイトニングの注意事項
ホワイトニングをするにあたって、注意事項がいくつかありました。
- ホワイトニングの前は、ものを食べたり飲んだりすることはダメ。
- 口の中や歯の表面をきれいな状態にする。
ホワイトニングの最中
いざ、ホワイトニング開始です。
口を開けっ放しにするための道具で、固定されました。
そして、わたしの歯の上で、作業は進んでいきます。まずは、土手をつくります。あとで歯につける薬が、歯茎に行かないようにするためのものです。
ところが、この土手が問題でした。
ホワイトニングを担当してくれた知り合いによると、わたしは、以前までにやったことかある人とは違い、唾液の分泌がとても多かったそうです。そのため、土手が崩れやすく、薬が歯茎まで浸透してしまったというのです。
実際、歯が抜け落ちるかと思うくらい、めちゃくちゃ痛かったです。
神経が侵されて、ピリピリする感じでした。
わたしは、初めてのホワイトニングだったので、「こんなに痛いのがホワイトニングなのか!」と、思っていました。
また、「ホワイトニングできれいな歯になるんだ!」と自分に言い聞かせ、痛みを我慢していました。
ところが、我慢しすぎていたようで、歯茎が白くなってしまったのです。笑
それを見た歯医者の知り合いは平謝りでしたが、ホワイトニングをやる側にとっては、いい経験になったと言っていました。
そのあとは、土手を分厚く補修もらい、無事にホワイトニングの作業は終了しました。
あぁーーー、痛かった…笑
ホワイトニングの後
ホワイトニングをした後の数時間は、白いものしか食べられません。白いものというのは、白米やお豆腐です。もちろん、飲み物は、色のついていない ふつうの水がいいそうです。
さらに、ホワイトニング後の数日間は、色の濃いものをあまり口にしないほうが効果が出ると言われました。
カレーなんてのは、もってのほかだと言っていました。
ホワイトニングは、歯から水分を抜き取るとともに、色素も抜き取って歯を白くしています。そのため、ホワイトニング直後の歯は、水分を吸収しやすくなっていると言えます。白いものしか食べられないのは、口に含んだ水分に色をつけないためです。
もし、色がついた水分を口に含むと、歯がその水分を吸収してしまうとともに、色も吸収してしまうのです。これでは、また歯に色がついてしまうので、ホワイトニングの意味がありません。
わたしは、ホワイトニングをしてもらったとき、歯茎が白くなってしまったと言いました。これも薬の脱水作用によって、歯茎から水分が吸収されてしまったことによります。
「まさか、土手が崩れるとは…」と言っていましたが、あんなに強い薬を塗らなければ、歯は脱水できないんですね。わたしも、勉強させてもらいました。
まぁ、ただ、わたしが、知り合いの実験台にされたことは事実です。笑
これは、今となっては、ネタでしかありませんが、唾液の分泌が多いかたは気をつけるといいです。
いやぁー、本当に痛かったので…。