派遣・バイト【試験監督】かんたんに稼ぐ

1日で1万円程度の お小遣い を稼ぎたいあなたへ「試験監督バイト」を紹介します。

試験監督は、高時給のアルバイトとして知られています。

実は、このお仕事、高時給なのに、3つの業務さえ こなしていれば、1日でおよそ1万円が手に入るって知っていましたか?

今回は、わたしが経験したことをもとに、厳しそうに見える「国家試験監督のアルバイト」についてお伝えしますね。

 

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こなす業務は3つだけ

  1. テストの問題を配ること
    一人ずつ指定された問題冊子、解答用紙を配布します。
    このとき、問題冊子や解答用紙は、向きに気をつけて机上に置きます。
    また、試験開始時刻までに配り終えなければなりません。
    時計をよく見て行動するのがポイントです。
     
  2. 不正行為がないか監督すること
    監督員のメインの仕事です。
    不正行為や怪しい行動を何度か見かけたら、監督リーダーに報告します。監督リーダーは、その後の対応をします。
    監督者は、不正行為を見かけた時点で、直接 注意することはしません。
    リーダーに報告後、指示されてから、疑わしい受験者に注意喚起することはあります。
     
  3. テストの答案を回収すること
    試験終了後、すみやかに答案用紙を回収します。
    その際、受験番号等、必要事項が記入されているかどうかもチェックしながら回収します。
    試験室にいる受験者の答案回収が終わったら、複数の監督員で、全受験者分が回収できているか 確認作業をします。

たったこれだけです。

 

試験監督バイトの始め方

「よし。やってみよう!」

そう思ったのであれば、すぐに求人を探しましょう。

現代は、スマートフォンを使う人が多い。

まず、インターネットを利用して、さまざまな求人サイトを閲覧します。

条件設定で、「試験監督」と入力しておけば、簡単に探すことができます。

試験監督をするのであれば、多くの場合、「派遣」という形態で働くことになります。

そのため、募集している側は、人材派遣会社が多いです。

 

さまざまな案件の中から、エリアや日時などを含め、自分ができそうだと思うものを選び、応募します。

無事に応募が通ると、派遣会社側との面接や、契約に関する話を直接聞きに行きます。

そして、その話を聞いたあとで、派遣会社に登録します。

わたしは、試験監督業務を代行する派遣会社3社に登録しました。

すると、同じようなエリアで、計20件ほどの試験監督案件を紹介してもらえました。

人材派遣会社も、国家試験には、かなりの人手が必要だったのでしょう。

わたしの場合、国家試験については、登録した2年後まで、試験監督の案件を紹介してもらえました。

講座を受ける人

採用条件はそれぞれの派遣会社で異なりますが、国家試験の監督をするとき、事前講習会なるものが2時間ほどありました。

このとき、交通費は支給されませんでしたが、給与は発生していました。

 

実は、国家試験の監督をする者で、この事前指導に参加できない、または、意図的に参加しなかった者は、試験監督をさせてもらえないのです。

もし、あなたが監督をすると決めたのであれば、事前講習会にも参加してくださいね。

もしもの場合に備えて、監督員の補欠がいました。

補欠要員は、ふつうに監督している人に比べて、給与はとても低くなってしまいます。

非常時の補欠要員になるかどうかは、監督員のメンバーが決まってからでないと分かりません。

 

気になる給与は・・・

わたしが手にした平均給与は、国家試験1日あたり約1万円+交通費でした。

自給に換算すると、1,250円といったところです。

なお、試験監督のリーダーになると、時給は200円アップする会社もありました。

ただし、リーダーと言うのは、各試験監督場でのまとめ役です。

そのため、リーダーになると、否が応でも「責任」がついてまわります。

 

ちなみに、リーダーとしての仕事は、次の通りです。

多くの場合、40~70名ほどの集団を3人以上の人員で監督します。

  • ほかの監督員への指示出し
  • 受験者への試験前後のアナウンス
  • 試験問題の管理
  • 試験の時間管理
  • カンニングや体調不良者の対応
  • 非常事態の時の対応

割り当てられた試験会場で何か問題が起こると、その責任はすべてリーダーにのしかかってきます。

それを心得た上で、自給アップを取るか否か選んでくださいね。

 

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試験監督中に大変だと感じたこと

大学の講義室

基本的に、立ち仕事です。

どこかの座席に座ることはなく、試験会場の前方や後方、あるいは、横から受験者を監督します。

わたしは、2年間ほど、飲食店での経験があったので、立ったままでも苦ではありませんでした。

しかし、2時間近く、立ったままで過ごさなければならない仕事です。

休憩は数十分あるものの、忍耐力のある人が向いているアルバイトだと感じました。

 

さらに、試験監督中に自由が与えられているのは頭の中だけです。

服装も、行動も、制限されてしまいます。

採用していただいた ある会社では、黒のスーツを着用することと、監督者としてのふるまいを意識するように命じられていました。

監督中、わたしが考えていたのは「良い姿勢を保つこと」でした。

良い姿勢ならば、監督者としてのふるまいにもふさわしいと考えたからです。

背筋をピンと伸ばすことに意識を向け、目だけ受験者の方に向けていました。

わたしは、試験監督を通して、背筋を伸ばすことで、ふだん使っていない筋肉を使うことの大切さに気づきました。

 

試験監督中に注意すべきこと

試験時間内に、トイレに行く人が多いことがあります。

初めの頃は、「みんな、試験が簡単なのかな?」

なんていうふうに思っていました。

監督員は、受験者に「お手洗いに行きたい」と言われたときに、入口付近まで付き添う係でもあります。

大きな試験会場になると、何人もお手洗いに行きたいと申し出ます。

わたしが試験監督をしていたとき、2分以内に8人の受験者がお手洗いの申し出をしてきました。

「お手洗いには、1人ずつしか行かせてはならない」

という規則があったため、8人を同時に行かせるわけにはいきませんでした。

そのような場合、試験室ごとでリーダーのもと、対応を考える必要があります。

本部に行って指示を仰いでもいいのですが、生理現象を我慢しろということはできません。

できるだけ時間をかけないようにするべく、申し出た順に受験番号をメモし、それにしたがって、お手洗いに行かせました。

このように、稀ではありますが、時と場合によって、リーダーを中心に判断をくださなければならないこともあります。

さらに、わたしは、経験がまだ浅かったときに、腕を組んで巡回していたら、全体の統括監督に注意されました。

腕組みは、受験者に威圧感を与えてしまうそうです。

だから、あなたがもし試験監督をするのであれば、腕組みはしないように気をつけてくださいね。

なにせ 監督をしていると、時が経つのは遅いですから、腕組みもしたくなるものです。

 

最後に

しかしながら、さまざまな考え事をしていると、あっという間に1日が終わります。

やはり、リーダーになると責任が重いので、大変かと思います。

そのくせ、時給もおよそ200円しか上がりません。

しかしながら、やりがいは感じられます。

やるかやらないかは、自分次第です。

どちらにせよ、くれぐれも気を引き締めて臨みましょう。

あなたも、試験監督で かんたんに稼ぎ、忍耐力を養いませんか。

最後までお読みいただき、ありがとうございます。

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