初任者【教員を辞めたい】と思ったら
教諭をしていると、「辞めたい」と思う場面は 多々あります。
初任者教諭だった わたしも「教員を辞める」という選択肢を選びました。
そうして、教員を辞めた今、こうして幸せを手にしています。
今回は、教員を辞めようか悩んでいる初任者教諭・若手教員に向けて、まず次の仕事を見てみることを勧めます。
辞めるのを考えることは「ふつう」
後輩教員の姿も見てきましたが、初任者であれば、
「こんな仕事、辞めたい」
と考えるのは、ふつうです。
むしろ、初任者で「辞めたい」と思わない人の方が少ないでしょう。
わたしの経験上、心のうちで思っているだけで、口に出していない人も多いです。
つまり、「教員を辞めたい」のは、あなただけではないのです。
しかし、あなたは、今、この記事を読んでくださっています。
ということは、何かしらの「壁」を自分自身で打ち破ろうとされているのではありませんか?
わたしは、そんなあなたの背中を一押しできたらいいなと思っています。
教員を辞めた理由
わたしが退職した理由は、いくつもありますが、参考までに、厳選して書き残しておきますね。
- 給与が少なく、仕事量に見合っていなかったから。
- 会議などの拘束時間が長かったから。
- 年功序列がはびこっていたから。
- 紙媒体での管理など、効率が悪かったから。
- 職員室で、仕事せずに、おしゃべりばかりしている同僚がいたから。
- 生産性の低い同僚の分の仕事まで、割り当てられたから。
- PC作業について、スキルのない同僚ばかりだったから。
- 税金をムダにしていると感じるような研修が多かったから。
- 精神的・時間的・金銭的に余裕のない教員は、子どもにまともなことを教えられないと思ったから。
- 自分が輝ける場所がほかにあると思ったから。
あなたにも、当てはまる理由はありましたでしょうか?
では、今一度、自分の心に訊いてみてください。
あなたは、なぜ教員を辞めたいのですか?
はっきりした理由はありますか?
教員を辞めたいけど…
教員なんて辞めたい「けど」…。
と、おっしゃる方がいます。
後ろ髪を引かれるように、「辞めたいけど」と言われる場合は、たいてい、「教員を続けるべき」だと 心のどこかで思われていらっしゃいます。
しかし、本当に そうでしょうか。
「教員を辞めたいけど、続けるべきなのだろう…」
とお考えの方は、次の言葉を自分に問いかけてみてください。
教員をしていて、楽しいですか?
今後、30年以上、教員を続けるとしても、やる気が湧いてきますか?
もし、2つの問いに対して、「いいえ」「まったく楽しくない」と、ネガティブな回答をされた場合、本気で辞めることを考えてみてください。
教員を続けるべきだと思いこませようとしてはいませんか?
あなたの心にウソをつくことなく、あなたの人生を楽しく生きましょう。
明日、学校に行きたくないな…
と考えていらっしゃるかたは、こちらをご覧ください。
教員を辞めたらこうなる
もし、あなたが教員を辞めたら、どうなるか考えてみましょう。
- 公務員という束縛がなくなり、自由になれる。
- 職がなくなる。無職になる。
- 給与がもらえなくなる。
- 貯金でやりくりするしかなくなる。
- 仕事探しが始まる。
- アルバイト生活が始まる。
- 各種税金・年金を自分で納めなければならなくなる。
- 信用度が下がり、ローンが組みにくくなる。
- 家族や恋人の生活費を賄えなくなる。
教員を辞めると、あなたの生活がかなり厳しくなることは目に見えています。
それでも、あなたは、教員を辞めますか?
ここが最後の決断のときです。
わたしは、この段階であっても、「絶対に辞める」という決意がありました。
ただ、力やお金など、生活面で援助してくれる存在がいたことが大きく影響しています。
また、教員免許をもっているため、辞めたとしても、最悪の場合、常勤・非常勤講師として、学校現場に戻ることができると考えたからです。
講師をしていれば、食べていくことはできます。
あなたも一人ではありません。
もし、教員を辞めることを本気で決めたのであれば、家族や友人、恋人にそのことを伝えましょう。
あなたのことを本気で思ってくれているのであれば、生活の支えになってくれるはずですから。
そのときに、次のように説明すると納得してもらいやすいですよ。
「教員を続けることは難しいけど、ほかの仕事で食べていくから、今はサポートしてくれないか?」
わたしも、辞めるときは、転職サイトで気に入る仕事を必死に探しました。
はじめての転職に一歩踏み出す20代のみなさんを全力でサポートします。「20代の転職相談所」
もし、辞めるときの気まずさに耐えられないのであれば、退職代行「SARABA」に依頼してみてはいかがでしょうか。
退職代行の中でも、料金が抑えられていて、即日対応も行ってもらえます。
辞める前から努力する
では、教員を辞めてどうしているかというと、好きな仕事をして 生活しているという状況です。
自分の時間が増え、好きなことを次の仕事にできているので、毎日がとても楽しいです。
教員をしていたときよりも、はるかに気持ちが安定しています。
辞めるという選択は、わたしにとって 大正解でした。
もちろん、辞める前から次の仕事を転職サイトを利用して探していたことが功を奏したと感じています。
教員として働きつつ仕事を探していたおかげで、若手ながらも 多くの企業から声をかけてもらえました。
もし、まだ転職サイトを使われていないのなら、ぜひ登録しておくことをおススメします。
もちろん、登録しておくだけでOKです。
わたしもそうでしたが、あなたに合った仕事が見つかってから、気になる企業に話を聞きに行けばいいのです。
早い話が、今から努力すれば、何とでもなるということです。
未来が不安なのは、だれでも同じです。
あなただけではありません。
だからこそ悩みが尽きず、苦しいのです。
その中で、いかにして その不安に立ち向かっていくかで、人生は分かれる気がします。
せめて、この記事を読んでくださった方には、成功を勝ち取ってほしいと願っております。
どうか、前へ一歩 踏み出す勇気をもってください。
あなたは一人ではありません。きっと大丈夫です。
最後までお読みいただき、ありがとうございます。