女性ゲスト【服装】結婚式の参列マナー

6月と言えば、梅雨と「ジューンブライド」が思い浮かびます。

わたしの身近な人たちも、6月に挙式予定です。

今回は、そうした おめでたい席で、お互いに 恥をかかないためのマナーを学んでおきましょう。

 

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結婚式【服装】着てはいけない色・洋服がある

ドレスの色

まずは、肝心な ドレスの色について、見ていきましょう。

白色で肩が出ているドレスはNG

あなたもご存知のことだと思いますが、白いパーティドレスは、花嫁さんの純白なドレスとかぶります。

そのため、結婚式が行われるとき、「白色」は花嫁さん専用の色になると言っても過言ではないでしょう。

真っ白なパーティドレスではなく、薄いベージュのドレスでも、白色に見えてしまうことがあるので、はっきり色のわかるものにしたほうが無難だと言えます。

 

また、白の反対で、真っ黒なパーティドレスは、どうでしょうか。

黒色のドレスは控える

黒色は、女性の体を きれいに見せてくれます。

ブラックコーデは、大人っぽくて素敵だと思われるかもしれません。

しかし、喪服のイメージが強いため、結婚式のような おめでたシーンでは ふさわしくないのです。

 

もちろん、最近は、そうしたことを気にする人が減っています。

昔に比べて、今は「黒いドレスはダメ!」というのが ゆるい常識になりつつありますので、全身が真っ黒でなければOKと言われています。

だから、真っ黒なドレスを着ていこうと考えていた方は、上着や小物に明るい色をとり入れるだけで着用OKになりますよ。

 

 

では、本来、結婚式にふさわしいドレスは、何色なのでしょうか。

 

早い話が、あなたの好きな色・似合う色のパーティドレスを着ればよいだけです。

緑色のドレスもOK

お祝い事は、華やかに行うのが原則です。

そのため、色鮮やかなパーティドレスがおススメです。

 

ただ、結婚される花嫁さんよりも目立ってはいけません

これは、世の中の常識です。

たとえば、真っ赤なプリンセスのドレスみたいなものが挙げられます。

真っ赤なドレスは
控えたほうが無難

このことに気をつけ、お知り合いの結婚式に 花を添えましょう。

 

次は、ドレスなどの洋服の種類を見ていきましょう。

洋服の種類

一般的に、結婚式で着る服は、パーティドレス、または、着物です。

 

20~30代といった、年齢が若い方の結婚式では、ゲストも若者が多めになります。

そのため、服装を見てみると、ほとんどの女性ゲストは、パーティドレスを着ています。

 

最近では、「ブライズメイド(Bridesmaid)」という海外の文化を取り入れる方が増えてきました。

「ブライズメイド」は、花嫁をサポートする2~5人ほどの未婚女性をさします。

このとき、ブライズメイドの女性は、同じドレスを着ることが多く、一目で花嫁のサポート役だと分かります。

ブライズメイドの女性たち

さらに、花嫁さんの純白なドレスを引き立たせるために、はっきりした色のパーティドレスを着る傾向があります。

もし、あなたがブライズメイドを頼まれたら、全力で 花嫁さんをサポートしましょう。

きっと幸せを分けてもらえますよ。

 

 

結婚式の洋服は、そうしたパーティドレスが中心になります。

ところで、どのようなパーティドレスがふさわしいかご存知でしょうか。

 

ひざから10cm以上は
好ましくない

露出が多いものは、避けるようにするべきですね。

一般的に、ひざ上10cmのスカートは、短いと言われます。

いわゆる、ミニスカートは、脚の露出面積が大きくなるため、好ましくありません。

深くスリットが入り、太ももが見えるスカートもふさわしくありません

 

また、夏場だと、肩を露出される方が多く見られます。

しかし、肩の露出もマナー違反になります。

上着を羽織ったり、ストールを使ったりして、肌の露出を抑えてください。

 

胸元が開いたドレスはダメ

さらに、胸元が大きくあいたドレスも、好ましくありません

体のラインが強調されるデザインも、避けるのが無難です。

 

縁起が悪い洋服

結婚式は、新郎新婦が新たな1歩を踏み出す、記念すべき行事のひとつです。

そのため、知らないうちに、縁起が悪いことをしてしまわぬよう気をつけましょう。

 

縁起が悪い服装の例と言えば、動物の毛皮ファーを用いたものが挙げられます。

とくに、毛皮は、動物の命を奪って手に入れるものです。

殺生」ということがイメージされるので、結婚式では好ましくありません。

 

柄物ドレスは好ましくない

もちろん、本物の毛皮でなくても、アニマル柄をはじめとする柄物も控えるべきです。

 

カジュアルな服装はダメ

先ほどの柄物もそうですが、カジュアルな服装も結婚式にはふさわしくありません

カジュアルな服装は
好ましくない

 

よく知られているのが、ジーンズは作業着だからダメだという話ですね。

これと同じように、普段着で結婚式に行くのは、控えましょう。

 

女性で言うと、普段着のワンピースは、ドレスではありません。

そのため、「カジュアルな服装」に含まれます。

そのほか、Tシャツ、ズボン、キャラクターものも、カジュアルな服装に含まれます。

 

「親しき中にも礼儀あり」です。

大切なかたの結婚式を、あなたが台無しにしないように気をつけましょう。

 

ドレス以外の小物

ここでは、バックやイヤリングなど、ドレス以外の小物について、お伝えします。

初めに断っておきますが、あなたのパーティドレスや着物に合うものであれば、比較的に問題ないでしょう。

とくにダメとされているものだけを挙げておきます。

カバンでふさわしくないもの

・お弁当袋のような布製バック

・小さい紙袋不織布の袋

キャラクターが前面に出ているもの

・トートバッグなどのカジュアルなカバン

・大きめのカバン
 (もし、必要があって持参するのであれば、コインロッカーなどに預けておきましょう)

 

装飾品でふさわしくないもの

揺れる耳飾り
 (家庭が「揺れる」ことから、縁起が悪いとされるため)

・大きく、目立つ耳飾り・髪飾り

生花の髪飾り
 (花嫁さんとかぶる可能性があるため)

腕時計
 (結婚式で時間を気にするのは良くないとされるため)

 

はき物でふさわしくないもの

高いヒールや、オープントゥは
ふさわしくない

・スニーカー

オープントゥパンプス(つま先が見えるパンプス)

・サンダル(かかとにストラップを引っかけるタイプも含む)

・ブーツ

タイツ(黒いタイツ、カラータイツ、網タイツ)

・靴の下に、何もはかないこと(素足

 

素足はダメ

補足ですが、はたから見ると、素足の女性は、常識がない人と判断されてしまいます。

 

そのため、あなたの肌が自然な色に見える、ベージュのストッキングをはきましょう。

ストッキングをはいた上に、ヒールがあるパンプスを履くことがふつうです。

パンプスのヒールは、高すぎても、低すぎてもダメです。

およそ5cmを目安に、履きやすいパンプスを選びましょう。

 

 

また、ドレスに合わせるバッグは、小さめのパーティバックがふつうです。

小さいほうがふさわしい気がしますが、必要最低限のものを 入れられる大きさでなければいけません。

結婚式の招待状やご祝儀、スマートフォン、お財布、ハンカチなど、あなたが必要だと思うものをピックアップしてみましょう。

それが済んでから、フォーマルバックを探しに行ったほうがいいでしょう。

 

披露宴での服装のマナー

ここまで、結婚式の服装マナーについて見てきました。

 「じゃあ、披露宴のときは?マナーってあるの?」

という声が聞こえてきそうです。

 

ここからは、披露宴での服装のマナーについて、かんたんに お伝えします。

肩の露出とサンダルがダメ

早い話が、昼間に行われる披露宴は、結婚式のときと同じマナーです。

 

次の5点に気を付ける必要がありましたね。

1.白色・黒色のドレスは避けること。

2.花嫁さんよりも目立たないこと。

3.カジュアルな服装ではないこと。

4.縁起の悪いものは身につけないこと。

5.ストッキングを着用した上で、パンプスをはくこと。

 

これらさえ気を付けていれば、結婚式後、そのまま披露宴に出席することができます。

 

昼間は、海外でも比較的に露出は控えめにするのが常識です。

 

しかし、夜の披露宴の場合は、昼間以上に、ある程度の露出はOKになるなど、ゆるいマナーになります。

 

たとえば、昼間であれば、肩を出すのはダメですが、夜の披露宴であれば、認められます。

夜の披露宴は
肩出しデザインOK

 

もちろん、ひざ上丈のスカートもOKですし、もう少しきらびやかなドレスでもOKと言われます。

あくまでも、主役の新郎・新郎よりも目立つことのないようにしてくださいね。

夜の披露宴は
ある程度の露出ならOK

 

おススメなドレスの色(迷ったら紺色)

ズバリ、紺色(ネイビー系)のドレスです。

紺色ドレスが人気か

 

多くの年代で着ることができるのがメリットです。

 

たとえば、25歳のときに友人の結婚式があり、紺色のドレスを買って着たとしましょう。

10年後、あなたは、35歳です。

この年は、ほかの友人が結婚式を挙げると聞きました。

あなたは、ドレスについて心配する必要は、まったくありません。

だって、25歳のときに買った紺色ドレスがあるのですから。

 

しかも、紺色であれば、明るい色のドレスよりも 体が引き締まって見えます

「何色のドレスがいいかわからない」という方は、ぜひ紺色のドレスを選んでみてください。

紺色であれば、小物が何色であっても合わせやすいというのもメリットです。

すでに、あなたが持っているフォーマルバッグを使ってもOKですね。

 

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【結婚式】参列のマナー

結婚式のフラワーシャワー

今回の結婚式の主役は、あなたの知り合いの方です。

 

その方を心から祝福するために、服装をはじめとする「マナー」を守ることが重要です。

もし、新婦の知り合いとして出席し、マナー違反をしてしまえば、新婦さんに迷惑がかかるのは言うまでもありません。

騒がしくしてしまえば、まわりの人 全員に迷惑が掛かります。

結婚式は、厳かに行われるべきものです。

学校で行っていた「卒業式」のような雰囲気で臨むのがよいと考えます。

 

とくに、結婚式中の写真・動画撮影や、新郎・新婦にプレゼントを渡すタイミングなど、気になることはありませんか?

結婚式当日、新郎・新婦は、とても慌ただしく動きます。

いちいち「これはどう?」などと尋ねていられません。

もし気になることがありましたら、前もって 知り合いや結婚式場に尋ねておくのがよいです。

そうして、マナーを守りつつ、幸せな2人の結婚式をお祝いしましょう。

 

最後までお読みいただき、ありがとうございます。

あなたにも、幸せが訪れることを祈っております。

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